2019/10/27 Weblog
こんばんは!
平田です(^^)/
今日もヘアケアのお話をしたいと思います
前回はドライヤーのお話をさせていただきました!
今回は「薬剤」について少しお話をしたいと思います
少し長くなりますがお付き合いください!
美容室のカラーやパーマ、ストレートは
殆ど必ずといっていいほど「薬剤」を使います
カラー剤だったりパーマ液を浸かって施術していくのですが
通常のカラーやパーマには「アルカリ」と呼ばれる
キューティクルを開く作用のある成分が配合されているものが主流です
キューティクルを開くことにより毛髪の内部にお薬が浸透して
作用して色が染まったりパーマがかかったりするわけです
このキューティクルを開く力が強ければ強いほど
髪に負担がかかります、つまり傷みます
ではキューティクルを開きすぎなければいいのでは?
という疑問がわくと思います
開けなくても作用するお薬ももちろんあるのですが
開けなければ傷まない、という訳でもないので
今回は開ける方の話をさせていただきます
まず人には大きく分けて4種類の髪質に分かれます
太い、細い、硬い、柔らかい
これらの組み合わせで必要なアルカリの量が異なります
太くて硬い体力のある髪の毛と
細くて柔らかい体力の少ない髪の毛だと
必要なアルカリの量が変わってきます
アルカリが多い=お薬の力が強い=傷みやすい
というイメージで大体合ってます
髪が太くて硬い人に強いお薬は適正なケースが多いので
傷まないのですが
細くて柔らかい髪に強いお薬を使うと
ダメージしてしまいます
それぞれの髪質にあった適切なアルカリ量の薬剤を選定するのが
美容師の仕事です
最近では加齢毛(エイジング毛)と呼ばれる
もともと髪の毛の体力が少ない毛髪が生えてくる方が多いので
よりシビアに選定しなければかなり傷んでしまいます
milleでは出来るだけ髪が傷まないように
毛束などで検証したり
もともとアルカリが少ない優しい薬剤を
準備させていただいております
またその他にも色々あるのですが
それはまた次回ご説明させていただきます!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!